チラシの裏・・・的な。

チラシの裏にでも書いとけ! と批判されるような内容になるかも、と思い自虐的なブログタイトルにしました(笑)。

軍事技術と科学技術

私の老いた母がこのニュースを見て怖いと言った。


軍事可能研究に16大学応募 東工大や岡山大 防衛省が費用支給
http://www.47news.jp/47topics/e/269327.php


これは基礎研究で直接軍事利用できるものではないし、
本来科学技術と軍事技術は密接で不可分である旨説明したが
納得はしなかったようだ。
科学に興味ない人はそんなものかも知れない。

 

しかし、電子レンジ内部の電磁波を反射する塗装はステルス戦闘機に応用されているし
フライパンのテフロン加工は弾丸の貫通力を増すために使われている。
サランラップサランラップ旭化成の商標だ。ラップね。)はアメリカの南北戦争の際に
兵士の兵糧を包むために開発されたという話も聞く。

 

かように軍事技術と科学技術は密接である。
防衛省と無関係に民間企業が開発したって、利用できるものは利用されてしまうのだ。
現代では情報技術関連だと間違いなく利用されると思っていいのではないか。
ならば技術開発の費用を何処が出したかではなく、
どうやって戦争を起こさせないかを考えるほうが現実的ではないだろうか?
勿論、技術情報の公開性は特許・著作権と共に担保されねばならないが。