チラシの裏・・・的な。

チラシの裏にでも書いとけ! と批判されるような内容になるかも、と思い自虐的なブログタイトルにしました(笑)。

グーグルがベーシックインカム?

いや、面白い!このアイディアは目からウロコだった。


グーグルが住宅を無料で提供する日がホントにやってくるかもしれないと思った話
http://www.chotbetter.com/entry/2015/11/06/231706


ベーシックインカムとはすべての国民に生きていくために最低限必要なお金を
支給しようという話である。金持ちにも貧乏人にも一律「10万円」なら「10万円」
を配るのである。その代わり所得税は一律40%ね、と言った具合。
支給額や徴税方法(消費税案もある)は議論が別れるところだが、
人が生きていくための最低限の保証を国家がしようという考えなところは変わらない。
そもそもはイタリアで起きた「家事労働に賃金を」という女性運動が元らしいが、
これが極端な自由主義者と結びついた。
社会保障ベーシックインカムに統一して小さな政府を構築。生活するための最低限は
保証するから後は自由にやらせろという議論である。
なんかアナーキストリバタリアンが結びついたとか言うややこしくも面白い話なのであるが
現在の時点では実現可能性は低いだろう。

と思っていたら、上記のブログ記事である。
繰り返し言うが、これは面白いアイディアだ。
ベーシックインカムを支給する主体が国家である必然性など何もないのである。
人々が暮らしていくのに何も不安がなければ良いのだから。
個人情報から得られるビッグデータやその人の活動を広告とすることで
GoogleAppleが生活資金を提供する。そんな未来が来ると面白い。
確かに民間企業に任せると、規約違反や企業の都合で支給を打ち切られた場合
どうするのか?とういう問題は残る。その場合は国家の出番だろう。

どの道、このまま技術革新が進んでいけば、シンギュラリティの話を持ち出すまでもなく
人間でなければ出来ない仕事は減っていくのだ。クリエイティブな仕事が出来る人など
人口の一割もいれば良いほうだろう。その時人がすべき最大の社会貢献は消費することである。
上記のブログでは「10年で」と言っているが、流石にそれは無理かも知れない。
しかし、50年後・100年後を考えると実現可能性があるんじゃないだろうか。