チラシの裏・・・的な。

チラシの裏にでも書いとけ! と批判されるような内容になるかも、と思い自虐的なブログタイトルにしました(笑)。

FRB利上げの理由を妄想してみる。

アメリカの10月の雇用統計は数字が良かったようで
FRBが年内に利上げするのではないかの予想が強まった。


FRB当局者、雇用統計を良好と評価 12月利上げの公算強まる
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2015/11/159233.php


この予想を否定するつもりはないが、アメリカ経済が好調と言っても
バブルになるような話は聞かないし、世界経済を考えても
ヨーロッパや中国で不安要因は隠せない。
アメリカの好景気がもっと力強くなってから利上げしたほうが良いのではないかと
素人ながら思ってしまう。
勿論、政策金利がほぼゼロというのは正常な状態ではないし、
取りうる金融政策の幅も縮めてしまうので元に戻したいというのは解る。
だが、少し急ぎ過ぎではないだろうか?


で、ここからは妄想である(笑)。
FRBが利上げしたい理由の一つは、対中国政策ではないだろうか。
利上げをすると新興国からアメリカに資本が流れると言われている。
そのことを踏まえて以下の記事を見てみよう。


【異形の中国】史上例をみない“詐欺的作為”か 海外投資家は中国から一斉引き揚げ開始 (1/2ページ)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20151107/frn1511071530001-n1.htm


中国の行った海外投資が不良債権化していて、かつ外貨準備高がピンチだという。
この状況下でFRBの利上げにより外国資本が中国から逃げ出したら・・・。
これってある意味経済制裁でしょう。
南シナ海問題やサイバー攻撃問題で腹に据えかねたアメリカの報復ではないだろうか?
ただし、これで中国から譲歩を引き出せればいいが、暴発や内戦を引き起こしたら
困る話である。
まあ、飽くまでこれは妄想だけどね(笑)。