チラシの裏・・・的な。

チラシの裏にでも書いとけ! と批判されるような内容になるかも、と思い自虐的なブログタイトルにしました(笑)。

大阪W選挙

以前の記事でおおさか維新の会について、”期待と不安と警戒心を持って注目していこう”
と書いた。なので今回の選挙についての報道やブログをいくつか見てみた。
一番参考になったのは、国際政治学者の三浦瑠麗氏のブログだった。


大阪W選挙の結果を受けて
http://lullymiura.hatenadiary.jp/entry/2015/11/23/032458


この記事によると、おおさか維新の会の勝因は色々あるが、基本的にはポピュリズム
の勝利であり、アジェンダセッティングが巧かったのだとしている。
これがどういう事なのか自分なりに考えてみた。
要するに、”ポジティブな方が勝つ”ということではないだろうか。
おおさか維新の会には都構想をはじめ”大阪を変えるんだ”という強いメッセージがある。
対する大阪自民はどうか?ポジティブな政治主張もあったのかも知れないが
”反橋下”、”反維新”だけが印象付けられてしまったのではないか。そのために共産党とも
手を組んだくらいだから。これではネガティブな印象は避けられない。
今回の選挙結果は人間の心理としてポジティブな方に好印象を持つということを
表していると思う。実際、職場などでも「あれはダメだ」「これはダメだ」とばかり言っている人より
「あれを改善しよう」「これはこう改善しよう」って言う人の方が支持されるんじゃないだろうか。
度を過ぎるとウザいけどね(笑)。
そして多くの浮動票を掴まなければいけない政治の世界でこそ、ポジティブな意見の方が
無党派層に好感を持たれると言えるのだと思う。


更に言うとこれって、国政にも言えるのではないか?
「反安倍」「反自民」ばかりが目立って、我々の国をどうしたいのかまったく見えてこない
野党の皆さんじゃ浮動票は掴めないと思う。