チラシの裏・・・的な。

チラシの裏にでも書いとけ! と批判されるような内容になるかも、と思い自虐的なブログタイトルにしました(笑)。

中小企業潰し

政府が法人税の減税を打ち出してきているが、その裏には不採算企業を
潰してしまおうという考えがあるらしい。


コラム:不振企業「退場」促す最低賃金外形標準課税強化
http://jp.reuters.com/article/gdp-c-idJPKBN0TU0AN20151211


外形標準課税は資本金や人件費に応じて赤字企業にもかけられる税金だが、
今のところ大企業にしか適用されていない。法人税を引き下げるかわりに
これを中小企業まで適用させるつもりらしい。
勿論、それをやると潰れる中小・零細企業が沢山出てくるわけだが、
それが狙いだという。
企業の入れ替わりを早くすることで経済を活性化させようという考えらしいが
それだと首をくくらねばならない経営者が大量に出てきてしまうのではないだろうか?
その対策をどうするのかがまったく見えてこない。
さらに、中小零細企業が大量に倒産すると、パート・アルバイトの大量失業に
つながる。その辺りをどう考えているのだろうか。
大企業だけ生き残っても、庶民に購買力がなければ大企業も生き残れないわけだが。

まだ決定されたわけではないし、今後変わるかも知れない。
しかし、軽減税率問題の影で報道の少ないこの外形標準課税、大問題だと思う。