消費税10% 上げるのか？延期か？

先日の記事で、内閣府発表のGDP改定値が上方修正されたことを根拠に
政府は消費税を上げる気だろうと書いた。しかし、消費税は上げるべきでは
ないとか、官邸は上げたくないのではないか、といった話を見かけた。

竹中平蔵氏「消費税引き上げなければアベノミクスは成功」…菅官房長官に近い若手議員の勉強会で
http://www.sankei.com/politics/news/151215/plt1512150024-n1.html

財務省完敗で消費税10％は遠のいた！
安倍官邸との「軽減税率」バトル、その舞台裏で何があったのか
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46865

2つめのリンク、現代ビジネスの記事は高橋洋一氏の書いたものだが、氏によると
安倍総理は延期6割増税4割くらいでシナリオを考えているらしい。
最近は海外からもアベノミクスが批判されているような話も聞くので、総理としては
上げたくないのが本音だろうという気もする。
それから以下は6月の産経新聞の記事だが、

消費税再増税は不要だ　それでも財務官僚はただでは転ばない
http://www.sankei.com/premium/news/150620/prm1506200013-n1.html

この記事によると、内閣府は財務省の影響が大きいらしい。
とすれば、GDP改定値を引き上げたのは官邸の意向ではなく、財務省の意向と
言うことになる。消費税を上げたい財務省と上げたくない官邸がバトルしている
のだろうか？
消費税を上げてほしくない庶民としては、官邸側を応援したいところだが、
出来ることといえば選挙での一票しかない。来年の参議院選で消費税10%延期が
テーマになればいいのだが。

ところで、Web版を見る限り、産経新聞は消費税再増税に批判的な記事が多いように
思ったが大丈夫か？
国税庁の査察が入るんじゃないかと他人事ながら心配してしまった（笑）。