チラシの裏・・・的な。

チラシの裏にでも書いとけ! と批判されるような内容になるかも、と思い自虐的なブログタイトルにしました(笑)。

一票の格差

衆議院の定数削減が難航しそうである。


定数削減、自民党内の抵抗必至 地盤議員多く調整難航か
http://mainichi.jp/senkyo/articles/20151217/ddm/005/010/045000c


この定数削減、一票の格差について裁判で違憲状態の判決がでているので
必ず成されねばならないのだが、一票の格差を過剰に問題視するのは危険
だと思う。地方切り捨てになるからだ。
確かに都市部の人の一票の重みが地方の人の一票より軽いというのは問題
だろう。では世代間での格差を考えた時はどうだろう。
明らかに団塊世代の票は軽く、若年層の票は重いということになってしまう。
だが、これを問題にする人はいないし、むしろ高齢者優遇の政策ばかりでなく
若年者のための政策をすべきとの声があるくらいだ。
もし、団塊世代の票が軽いからと言って、仮に彼らに一人1.5票与えようとし
たら、たちまち若者切り捨てだと批判の嵐になるだろう。
一票の格差は問題だが、地方切り捨てにならないよう単純に削減するのでは
なく、比例代表ブロックとの比率を巧く調整して出来ないかと思うのだが、
どうだろうか?