チラシの裏・・・的な。

チラシの裏にでも書いとけ! と批判されるような内容になるかも、と思い自虐的なブログタイトルにしました(笑)。

今度はロシア陰謀説

サウジとイランの対立、今度はロシア陰謀説が出てきた。


サウジとイランの対立激化を喜ぶ国はどこか
原油価格を吊り上げたい「あの国」の陰謀説も
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45699


この記事を書いた記者も"憶測が出ている"としてあるので、本気でそう思っている
わけではない。だた、そのような憶測が飛び交うくらい衝撃的だったということだろう。
まあ、原油価格が上がればロシアが助かるのは間違いないが。
実際にはこの記事にある通り、サウジの内政問題が要因だというのが説得力あるよう
に思われる。
原油価格の低迷によりサウジの財政は約10兆円の赤字となった。このため、

>エネルギー関連の補助金を削減し、国内の燃料・電気・水道料金を大幅に
>値上げすることになった。

とある。なるほど国民の不満をそらす必要があるわけだ。
おそらく、サウジとしてはイランの反応も国交断絶も想定内だったのではないだろうか。
だからこそアメリカの制止を振りきってニムル師の処刑を断行したといえる。
問題はここからの展開を読めているのか、落とし所をどうするのかだが、朝日新聞
記事によると、このまま"冷戦状態"を続けるのではないかとある。


サウジとイラン、対立激化の背景 2国とも計算ずくか
http://www.asahi.com/articles/ASJ145KGFJ14UHBI01B.html


"冷戦状態"のまま安定してくれればいいのかも知れないが、シリア内戦やISの問題に
悪影響が出そうである。イエメンの内戦もある。困った問題だ。