チラシの裏・・・的な。

チラシの裏にでも書いとけ! と批判されるような内容になるかも、と思い自虐的なブログタイトルにしました(笑)。

リベラルの改憲派

非常に喜ばしい話なのだが、最近ではリベラルの中に改憲派が存在するようだ。


なぜ「リベラル改憲派」が動き出したのか? 「欺瞞に終止符を」と9条2項削除論も 討論会で左派の内部矛盾を露呈…
http://www.sankei.com/premium/news/160110/prm1601100027-n1.html


この記事の討論会でもやはり9条が討議されている。改憲論議というと9条が定番の
テーマだが、それだけではなく、解釈改憲など欺瞞に過ぎず憲法9条と現実が乖離して
いると思っている人が増えてきているからではないだろうか。勿論、そこで改憲するので
はなく、現実のほうを憲法9条に合わせろという人もいるだろう。しかしそれでは多くの
人々の共感は得られないと思う。
現実問題として、大規模災害時には自衛隊の協力が欠かせないし、尖閣諸島や南シナ
海での中国の脅威というものもある。現状では自衛隊には存在してもらわないと困るのだ。
震災以来自衛隊に対する国民の信頼が高いこともあり、リベラル派もようやくその事に
気づいたのだろうか?以前からあった動きかも知れないが、それが表に出てきたという
のは嬉しい話だ。
この討論会のようにリベラルの人も積極的に改憲議論に参加すべきである。そうしないと
憲法改正が保守とか右派と言った人たちだけのものになってしまう。憲法改正を国民的な
議論にするためにリベラルの人たちのにももっと発信して欲しいと思う。


大事なことは最終的には国民投票である点だろう。与党案が気に入らなければ否決すれば
いいのだ。その時により多くの国民が自分たちの憲法について考え自分の考えで投票する、
そんな社会であることを期待したい。