チラシの裏・・・的な。

チラシの裏にでも書いとけ! と批判されるような内容になるかも、と思い自虐的なブログタイトルにしました(笑)。

領収書

甘利明前大臣の疑惑について新しい報道が出ている。以下は朝日新聞デジタルの記事
を日本版ハフィントンポストが報じたもの。


甘利明氏の告発者、さらに900万円超を秘書に渡したと証言
http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/31/amari-mediator_n_9127654.html


記事の内容は良いとして、最後の方に一色氏により提供された領収書の画像があるのだ
が、これは首を傾げざるを得ない。
手書きの領収書で発行者の氏名住所のところまで手書きになっている。普通こういうところ
は社判を押すものではないだろうか?甘利明事務所には社判は無いのか、あるいは緊急に
社判のない状況で発行しなければならなかったのだろうか?
そしてこちらの方が問題なのだが、50万円の領収書なのに印紙と割り印がない。この画像
朝日新聞の方で甘利明事務所の住所が見えないようにぼかしてあるが、ぼかしの部分に
も印紙があるようには見えない。
これは明らかに税務署では認めてもらえない領収書である。税務署でなくても、
「これ、誰が書いたの?」
とツッコミを入れられることは間違いない。この領収書に証拠能力があるのだろうか?


領収書がおかしいからと言って疑惑がなくなるわけではないが、この事件の発生そのものに
対する疑念は深まったと言えるだろう。