チラシの裏・・・的な。

チラシの裏にでも書いとけ! と批判されるような内容になるかも、と思い自虐的なブログタイトルにしました(笑)。

戦争は無くせるか?

縄文時代は平和だったという。縄文時代の暴力による死亡率は1.8%で、これは他の時代の5分の1以下だという。


縄文時代は“平和”だった 暴力死亡率は1.8%――「戦争は人間の本能」は誤り?
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1603/31/news089.html


記事ではこの事実から戦争は人間の本能ではなく、戦争回避のために要因の解明が必要と記している。
単純に考えれば戦争の主な原因は経済だろうと思う。縄文時代は狩猟・採集が主な生産手段で食料=富の集積が出来なかった。必然的に格差も生まれにくく争いの発生も少なかったのではないだろうか。これが弥生時代になると戦乱の時代と呼ばれる。稲作が始まったからだ。米は貯蔵できるのだ。富の集積が始まる。格差が生まれ争い始めたということだろう。
後の時代でも経済的な理由で始まった戦争は多いと思う。ただ勝利した側が自らの正義を言い募るためにそれが見えにくくなっているだけだと思う。
では戦争は無くせるのか?経済的格差を無くせばそれに近づくのかも知れないが、今更共産主義はありえないし、人より多く持ちたい、いい暮らしがしたいと思うのは自然なことだ。格差も戦争も完全になくすのは難しいだろう。戦争を無くせないなら如何にその発生を防ぐかを考えるしかあるまい。