チラシの裏・・・的な。

チラシの裏にでも書いとけ! と批判されるような内容になるかも、と思い自虐的なブログタイトルにしました(笑)。

パナマ文書

パナマの法律事務所モサック・フォンセカから流出した1100万件以上の内部文書により、世界中の権力者や有名人がタックスヘイブンを利用して資産隠しや租税回避をしていたのではないかと問題になっている。


世紀のリーク「パナマ文書」が暴く権力者の資産運用、そして犯罪
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/04/43-1_1.php


著名人巻き込む「パナマ文書」の衝撃、各国政府が調査開始
http://jp.reuters.com/article/panama-documents-probe-idJPKCN0X20AV?pageNumber=1


ジャッキー・チェンリオネル・メッシ選手の名前も挙がっていてショックなのだが、興味を惹かれるのはプーチン大統領の友人と習近平国家主席の親族も名前が上がっている点だ。この二人はこのくらいでダメージをうけるとは思えないが習近平国家主席は"反腐敗"で国民の支持を得てきただけにこの情報が一般国民に知れ渡るのは困るだろう。現に情報規制を敷いているようだ。
他にはイギリスのキャメロン首相の父親が挙がっていたが、6月のEU離脱の可否を問う国民投票に影響が出るのかどうか?
不思議に思ったのはアメリカ人の名前が出てこないことだが、アメリカの司法省も調査するようなのでこれから出てくるかも知れない。


「パナマ文書の調査に着手」米司法省報道官
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/04/post-4831.php


この問題、文書に名前が上がっているからと言って即違法というわけではない。大半の取引は合法だという話もある。しかしスキャンダルとしては充分だろう。特に選挙が控えていたりすると。まさか大統領候補者の名前は出てこないよね。