解決に向かうか? シリア問題
シリア和平に向けた取り組みがロシア主導で始まった。
シリア和平、ロシア主導権 外相会議にイラン初参加
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM30H6N_Q5A031C1FF2000/
つくづく欧米諸国とイランの核開発に関する合意が出来ていたことは大きい。
あれが無かったらアメリカはイランの参加を認めなかっただろう。
そして現在進行形の南シナ海の問題。これがあるのでアメリカとしては
中東にあまりリソースを割きたくないというのが本音だろう。
しかし、この会議には中国も参加している。果たしてどんな合意が出来るのか、
あるいは出来ないのか、注目したいと思う。
落とし所はどうなるのか想像してみた。
アメリカ側から考えれば、
1.アサド政権によるシリア民主化組織への弾圧・攻撃をやめさせる。
2.ISIS掃討後に大統領選挙を行う。
3.これらを条件に対ISIS連合を形成。
と言ったところか。
しかしロシアとしても親ロシア的政権は持続させたいだろうし、
アメリカの思うようには行かないだろう。
そして中国の思惑も気になるところだが、果たして?