アメリカに注目してたらスペインが大変になっていた
アメリカ大統領選にばかり目がいっていたが、気付いたらスペインが面倒なことになっているらしい。
スペイン首相選出失敗 第2党党首否決、再選挙に現実味
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM03H23_T00C16A3EAF000/
スペインの事をよく知らなかったのでググってみたら、詳しく解説してあるサイトを見つけた。スペイン在住の方が作っているサイトのようだ。
果てしなく続くのか?スペインの「無政府」状態--幻想のパティオ(スペインの庭)
http://bcndoujimaru.web.fc2.com/spain-3/Everlasting_anarchical_Spain.html
昨年12月20日の総選挙で第一党の国民党が過半数を取れなかったため、連立を組む必要が出てきたが各党が対立してなかなか連立が組めない状態のようだ。対立の背景にはカタルーニャ州の独立問題と国民党の政治腐敗問題があるらしい。根深くてややこしい問題のようだ。このまま連立が組めなければ6月に再選挙となる
6月といえばイギリスでEU離脱を問う国民投票がある。イギリスがEU離脱へ向かい、スペインの政治空白が解消されないなんてことになったらEU崩壊の危機になるのではないだろうか?ギリシャ問題も難民問題もある中で起きれば相当なピンチだろう。
ちなみにスペインはEU加盟国の中でGDP5位の大国である。
EUの名目GDP(USドル)ランキング
http://ecodb.net/ranking/group/XD/imf_ngdpd.html
他所の国のことなので一票を投じることも出来ない。だだ祈るのみである。ヨーロッパ発の世界的不況なんて御免被りたいものだ。