メール問題がまだ終わらないヒラリーさん
アメリカ大統領予備選の最中にあるヒラリー・クリントン氏。例のメール問題がまだまだ後を引きそうである。
クリントン氏、数週間中に聴取か=私用メール問題-米メディア
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050700086&g=int
クリントン氏の事情聴取へ 「アキレス腱」のメール問題でFBI 側近ら関係者すでに聴取
http://www.sankei.com/world/news/160506/wor1605060044-n1.html
1947年生まれのヒラリー氏は68歳。国務長官就任の2008年で60歳。還暦といえば昔なら立派なおばあさんだ。現代の60歳女性におばあさんと言っては失礼な気もするが、まあ、それでもおばさんである。一般人のおじさん・おばさんならメールのセキュリティについて認識が甘くても責められることは無いだろう。その意味ではヒラリー氏を責める気にはならないが、彼女は国務長官という公職にあった。これでは責任を問われても仕方あるまい。しかし当時彼女の周囲にいた政府職員はアドバイスしなかったのだろうか。それともアドバイスしても聞き入れてくれなかったのだろうか。
このあたりは今後のFBIの事情聴取で明らかにされるのかもしれない。後はアメリカ国民がそれをどう判断するか?
産経の方の記事にはこうある。
ただ、バージニア州立大学のラリー・サバト教授らは、クリントン氏が指名を獲得し本選を戦う前提として、「FBIの介入がなければ」と留保を付けており、政治アナリストもメール問題の結末を注目している。
別に故意に情報を漏らしたわけでもないし、大したことはないと考えていたが、思ったより影響があるのかもしれない。