トルコとドイツ
東京都知事選に注目していたら、トルコ・・・じゃなくてドイツが大変なことになっていた。
トルコ情勢、独揺さぶる=ケルンで大規模デモ-メルケル政権困惑
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016080100426&g=int
独ケルンでトルコ大統領支持の集会、4万人参加 中継禁止に反発も
http://www.afpbb.com/articles/-/3095860
時事通信の記事によると、こうある。
両国関係が落ち着く兆しはない。独政府報道官は、クーデター未遂後にエルドアン政権が行った大量拘束について「法の支配の軽視だ」と西欧の原則的立場から批判。これに対し、トルコ大統領府報道官は、31日のドイツでのデモでエルドアン大統領の動画メッセージの紹介が独裁判所に禁じられたことを取り上げ、「集会の自由の侵害」などと反論、強く抗議した。
これを読むと、ドイツ・トルコどちらにも正義があるような気がしない(泣)。どこぞの学生運動家ではないが、「民主主義ってなんだ?」と言いたくなってくる。いや、元々民主主義が理想だなんて思っていないが(笑)。
そして、大変なのはドイツだけではない。
ギリシャのエーゲ海諸島、大量のトルコ難民が上陸・地元当局は緊急措置の発動を要請
http://business.newsln.jp/news/201607312058380000.html
トルコはEUに来た難民の一部を引き受ける約束をEUとしている。しかしこの状況では、それもままならないだろう。人道的な意味で難民を助けたい気持ちはよく解るが、急激な異民族の流入は、受け入れ側・難民双方にとっての不幸にしかならないだろう。
イギリスがEU離脱を決めたのは正解だったかもしれない。